ベルトエンジニアリング

ファブリックベルトは長さと幅をカットし、オープンまたはエンドレスでお届けできます。ハバジットでは、クイックメルト、フレックスプルーフ(フィンガー)、ステップフレックス、サーモフィックス(スカイバー)など数々の信頼の接着方法に加え、ベルトの製造幅の上限を克服する縦継センターシーム加工も可能です。

コンベヤを設置した後にベルトの取り付けが必要なアプリケーションでは、メカニカルファスナーが理想的なソリューションです。一般的なアプリケーション向けのステンレス製ファスナー、およびライン上で金属検出器または磁気コンベヤを使用する食品業界向けのプラスチックファスナーが使用できます。

ファブリックベルトには、プロファイル、横桟、サイドウォールなどのさまざまなアクセサリが用意されており、あらゆるアプリケーションのニーズに対応できます。縦方向のプロファイルはベルトのトラッキングを改善し、横桟は製品を分離し傾斜搬送をサポートします。サイドウォールとスクープは大量の製品を乗せたり、急勾配のアプリケーションで製品を搬送するのに役立ちます。精密で高性能な加工プロセスにより、特に食品産業のアプリケーションで重要な正確で完璧に衛生的な取付けを行います。

ファブリックベルトの端をシールすることで糸ほつれを防ぎ、製品や機械、またはベアリングに糸が混入するリスクを排除します。このエッジシール加工は、食品加工や医薬品製造、ウエットアプリケーションで頻繁に使用され、衛生的で洗浄を容易にし、ベルトの寿命を延ばします。

丸みを帯びたエッジは、特に紙工業のアプリケーションで、搬送システムで製品を仕分けるベルトに最適です。

コンベヤベルトへのマーキングは、食品や食品以外のアプリケーションで、製品の位置決めと識別をサポートします。高い可視性とコントラスト、耐摩耗性にすぐれたベルトへのプリントは、個々のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。ハバジットの高品質なプロセスにより、レーザーマーキングが施されても食品ベルトの食品接触認証は維持されます。

ハバジットでは、熱可塑性タイミングベルトの接着としてフレックスプルーフ(フィンガー)ジョイントを標準としています。また、ハバシンクタイミングベルトは、現場での接着用に両端をフィンガーに打ち抜いた状態でも提供できます。これにより、現場で直接ベルトをわずかな作業で素早く取り付けることができます。

タイミングベルトの交換は、特にマルチラインシステムや手の届きにくい場所にある場合、非常に時間がかかる可能性があります。メカニカルジョイント方式により作業は迅速かつ簡単に行えます。ピンジョイントは、歯に空けた精密な穴が接続ピンの頑丈なガイドとなるため、安全で信頼性の高いフレキシブルなジョイントが実現します。ベルトで指定された最小たわみ径は、ピン ジョイントの影響を受けません。A 5、8、または11の接続ピンかが選択可能です。

多くの同期搬送アプリケーションでは、タイミング ベルトを頻繁に交換する必要があります。ハバジットでは交換プロセスを迅速かつ簡単にするために、ハバシンクメカニカルヒンジジョイントを開発しました。ヒンジ ジョイントの設計は、単一のベルトまたは並べて配置された複数のベルトの両方に最適です。

最も要求の厳しいアプリケーションニーズを満たすために、ハバシンクタイミングベルトは様々なカバーや表面構造を幅広い選択肢から選べます。カバーの選択肢が多いことで、機械的、物理的、および化学的特性など広い視野で設計することができ、お客様のアプリケーションニーズに正確に合わせることが可能です。

ベルトのトラッキング及び製品の搬送や配置をサポートする為に、ハバシンクタイミングベルトにはVガイドやその他縦方向のプロファイルを追加工できます。アプリケーションニーズを満たすため、様々なサイズでノッチ付き、ノッチ無しなどの幅広いオプションを用意しています。

ハバジットのアタッチメントを使用すると、サイズや材質、または強度不足の為ポリウレタンのタイミングベルトに溶着できなかったプロファイルが取り付け可能になります。アタッチメントによりプロファイルの取り付けは強度を増し、取り外しも可能となります。アタッチメントをベルトに取り付け、それぞれのアタッチメントにプロファイルをネジで固定します。