2016年 年頭ご挨拶

皆様明けましておめでとうございます。

昨年は中国経済の頭打ち傾向や11月のパリ同時テロ等、国際的には心穏やかならぬニュースが多く聞かれました。国内でも政府が煽るほどには産業界が反応できていませんでしたが、一方で前向きなニュースも色々聞かれた年であったと思います。北陸新幹線開通、久々の国産ジェット機初飛行、インド新幹線受注....また、もろ刃の剣ではありますが、TPP合意、外国人観光客急増などもこれからの日本経済に大きく影響するに違いありません。

昨年の当社販売実績は鉱工業生産指数が前年比マイナスとなった弱含みの条件下、一桁中盤の増収を達成することができました。これも一重にお客様皆様のご支援の賜物と、心より感謝致しております。特に伸びたのは、ハバシンクタイミングベルト製品群で、オリジナルのアタッチメントを含めその広範な加工対応能力をご評価いただいております。

市場分野的には、食品と物流が堅調でした。特に食品に於いては昨年上市致しました、FV洗浄機に様々な食品分野のベルトユーザ様よりご関心を頂き、新しい工夫に繋がる貴重なご意見も多く頂くことができました。物流分野は、周知のとおり通販業界の好調な伸びを背景に、大・中規模拠点新設・更新のプロジェクトが続いています。弊社では昨年より日本の市場をターゲットとした製品を複数上市し、これらが徐々に成果を挙げております。

本年も昨年好調であったこれら食品・物流分野の継続的伸長を狙ってまいります。紙・自動車部品分野がこれに続きますが、弊社のビジネスはいかに多くのベルトをお買い上げいただくか、を追及するものではありません。弊社の総合力――製品・サービス・コンサルティング――によっていかにユーザ様にトータルメリットを享受していただけるか、その追及を企業のミッションとして常に活動しております。その観点から、ベルトの容易で合理的洗浄方法をご提案できるFV洗浄機は、今後分野を問わず弊社の企業ミッションを具現化するツールと位置付けております。

同時に総合力を高めるのに必要なのは、社内全部門の連携です。昨年もご挨拶文に書かせていただきましたが、ベテランと若手、営業部門と技術・加工部門、直接業務と間接業務、経験や責任分野は違っても全員が会社のターゲットを共有し、ベクトルを揃えて日々精進を続けることで今日の弊社がございます。今年も全員が研鑽を継続し、社員各自が横のつながりをより密にすることで、更にお客様の利益に貢献できる企業を目指します。

具体的なお客様との接点としましては、今年も「ハバジット製品内覧会」を数多く予定しています。各販売店様・ユーザ様のご希望に沿う形でアレンジしてまいりますので、遠慮なくお声掛けをお願い致します。また、リニューアルしましたマイスターセミナーも大変好評で、多くの販売店の皆様にご参加頂いております。ご興味ございましたら、是非ご経験下さい。

いよいよ2020年に向けての5ケ年計画スタート年を迎え、確実な飛躍の第一歩を社員一同心に誓うと共に、2016年が樹脂ベルト業界及び皆様にとりまして幸多き一年となりますことを祈念しております。

ハバジット日本株式会社
代表取締役 瀧波 厚子