2014年 年頭ご挨拶

皆様明けましておめでとうございます。

昨年は強い決意をもった安倍政権の経済政策により、それ以前の20余年とは違い、まだ全体への還流はされていないものの久しぶりに景気高揚感を認識できるようになった一年でした。2020年の五輪東京開催も決まり、具体的に国民が共有できる数年先のターゲットが出来ました。また、和食がユネスコの無形文化遺産に認定されるなど、日本人としての誇りを取り戻し、日本流を見直すきっかけも出来ました。消費税等の増税が待ち構えていますが、今年はこれらを克服できるほどに企業活動が活性化していくスタートの年として、期待ができると思っております。また、いずれもの企業経営者がその思いを強くし、積極的な活動を展開して行かねばならないと思います。

 さて、製造業に目を向けますと、2013年は主に円安の効果で輸出企業が軒並み史上最高益を計上しました。が、鉱工業生産指数はというと、2012年よりむしろ若干下がったようです。輸出企業が手にする現金は増えたけれど、また株式相場の値上がりで財務体質が改善できた企業も多いけれど、残念ながら国内でのものづくりの量は増えなかったことになります。円高に苦しんでいる間に、製造業の空洞化に拍車がかかったからでしょうか?もしくは、人口が減っていくばかりの国内需要より、海外市場、特にアセアン諸国に焦点を置くメーカが急増しているからでしょうか?

 国内のものづくり量が容易には増えない条件下、工業用ベルト製品メーカに求められる要件は、より専門的で高度な技術的サポート力、それに基づいたコンサルティング力及び具体的なご提案力と判断します。前述の和食と同様、色々な面から世界的に「日本流」が見直されていますので、きめ細やかで常に精進を怠らない日本人気質が支える日本の技術力は、「量より質」「人と少しでも違う物を求める需要」「多品種少ロット」「変化に柔軟に対応できる製造ライン」等のコンセプトを背景に世界経済のなかで、今一度ひと花もふた花も咲かせることができる環境にあります。

 実際のところ、ハバジットグループでも日本市場への期待値が上がっており、2020年まで7年間の中期計画目標も最近上積みされました。期待に伴うだけの投資も順次引き出していける予定であり、内外の環境変化をタイムリーに正しく捉えて現実のビジネスに活かせるよう、今まで以上にお客様のニーズにお応えできる力を磨くための活動・体制を促進して行きます。

 昨年の実績では、ここ数年力をいれているタイミングベルトが売上を続伸させましたが、従来品の樹脂平ベルトも大変堅調でした。モジュラーベルトについては、プロジェクトの少ない年であったため、前年対比微増でしたが、総じて、多岐にわたる品揃えと、長年の経験に裏打ちされたベルト関連のノウハウにより、複数のご提案とご説明をさせて頂いた上で、最終的にはお客様にご自身の価値判断にてベストな選択をしていただく、この強みを更に磨いてまいります。

 今年の国内注力市場については昨年に引き続き、紙器紙工分野、自動車関連分野と一般搬送分野を予定しております。そして食品も常連の継続分野です。

 製品については、全体的に製造物量がなかなか増えない環境下、特殊加工の需要が製品群を問わず、増大しています。特に、タイミングベルトの特殊加工は弊社が自信をもっている分野ですが、他製品についても長年の経験により社内に蓄積されたノウハウをもって、様々なご期待に沿える準備がございます。和歌山工場のラインでは、受注残数の終日モニター等「見える化」を更に促進しており、高く均一な品質のまま加工生産性を上げて行く取り組みを継続しています。

 そして、今年もなるべく多くのユーザ様のお近くへ「ハバジット製品内覧会」をお届け致し、ハバジット製品をより広く深く知っていただく機会と致したいと思っております。また、昨年リニューアルしました、新ハバジット・マイスター制度も現実のアプリケーションに沿った内容になっており、大変ご好評をいただいております。いずれもご希望がございましたら、お気軽に担当営業までお申し付け下さい。

 最後に、樹脂ベルト業界と皆様にとりまして、2014年がペガサスのごとく天翔る一年となりますよう、心より祈念いたします。
 

ハバジット日本株式会社
代表取締役 瀧波 厚子

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